武雄温泉春まつりは、戦前までは神武天皇祭の日であり、桜山にある柄崎神社(神武天皇社)のお祭りで、大変賑わいました。この柄崎神社は、神武天皇(日本初代の天皇)を主神に神功皇后、大己貴命を祀り、明治維新の時、佐賀城内武雄屋敷に祀ったものを桜山公園に温泉の守護神として祭り、今日に至っています。

 例年この日は桜の季節でもあり、武雄の春の大祭として賑わってきました。これが現在行われている「武雄温泉春まつり」の前身なのです。